働く妊活女子のリアル

労働と妊活のはざまを行ったり来たりなリアルな日常を日々綴ってみます。

卵管造影検査やってきました②

卵管造影検査体験記です。


まず、私はめちゃくちゃびびってましてね。
もぉ前日からちょっと落ち着かないワケですよ。
たまたま前日飲み会だったんで、地ビールとか飲んであんまし考えないようにしてましたけどね。

だって、重度の痛みを感じる人は3パーセントですよ?100人に3人ですよ?30人に1人ですよ?つまり、クラスに1人はめちゃ痛いってことですよ?意外と多いやん、3%。いけるか?私。と不安でいっぱい。

ちなみに、検査前日のお酒は飲み過ぎなければオッケーだそうです。
(先生に確認済み)

で、今日(もはや昨日)。
私は会社休みました。卵管造影検査の予約は14:40だったんで、午前中だけなら会社行けたんですが、なんか落ち着かないし、甘えさせていただきました。

まぁたまには良いかなと。
もはや不妊治療始めてからは、たまにはじゃないけど。

さておき、検査の3時間前からは食事も飲み物も禁止ということだったんで、10:00に朝食をとり、11:00に最後のお茶を1杯ごくり。

服装は、「汚れる可能性があるので濃いめの色のスカートを着用」と書いてあったんで、紺色のマキシスカートをチョイス。
レントゲン撮影なので、チャックのような金具のついていないゴムのスカートにしたわけです。
ユニクロ最高。ゴム最高。

14:00、子宮を収縮させる薬の服用タイム。既に喉がカラカラでぐぐっと水を飲みたい気持ちと戦いながら、ちょびっとの水でお薬ごくり。子宮を収縮させることで痛みが和らぐらしい。

14:20、病院到着。受付を済ませ、順番まで待つ。喉が渇きすぎて口が臭い気がしてくる。
口の臭いが気になって仕方ない。絶対私今口臭い。ごめんなさい。

さらに、トイレに行っておこうか悩む。検査の途中で尿意を催すと危険である。
行くべきか。大丈夫か?どーする?とか思ってたら呼ばれてしまう。さっさと行けば良かった。。

結局トイレに行くことなく診察室へ。いつもの先生とは違う先生が担当。事前に書いておいた問診票を渡し、卵管造影検査の説明を受ける。

説明内容はざっとこんな感じ。

まずいつものエコー検査を行います。そこで卵胞のサイズや向きと位置を確認。もし卵胞が育っていたら、卵管造影検査を受けるかどうか選ぶことになります。
(卵胞が育ってる=排卵間近ということなので、卵管造影検査を受ける=今周期の妊娠は諦めるということになるらしい。もし、妊娠のための活動を優先させたい場合は、卵管造影検査は次周期に延期にすることになるそう。)
その後、カテーテルという管を膣から子宮に入れ、カテーテルの先にくっついている風船を子宮の中で膨らませ、固定します。
固定後、レントゲン室に移動し、造影剤をカテーテルを通じて入れていきます。
造影剤が卵管を通って卵巣まで行き渡ったらレントゲンを2枚撮影。
その後15分程時間を置いてもう1枚撮影。
以上で終了です。
多少突っ張るような痛みがあると思いますが、もし急激な痛みやめまいがしたらすぐに教えて下さい。では、まずはエコー検査からです。診察台へどうぞ。


ふむふむ。
説明内容は理解できたんですけど、いかんせんトイレが気になる。が、今さらトイレとか言えない流れ。やむなし。まずはいつものエコー検査って言ってたんで、エコー検査の後、カテーテル待ちの間にトイレに行けばいいやってことで、診察台へ向かう。


診察台へ座る前の準備は、いつもの通り。ショーツ脱いで、靴脱いでスリッパに履き替える。
そして診察台へ。

そこでちょっとしたサプライズが。
婦人科の診察台がいつもと違うんですよ。
あの診察台、好きな人はいないと思いますが、いつもは普通に座ったら、その後背もたれが後ろに倒れながらウィーンとか言って足が開いていく仕組みのやつなんですよ。
強制的に足が開いていく椅子的なやつなわけですよ。
ところが、今回のは台が自動で動くものじゃなくて、自らあの最終形態のポーズになるよう座らないといけないパターンなんですよ。

うおー。めっちゃ抵抗感ー。とか思いながら平静を装いつつ、診察台に座る。

先生がやって来て、「エコー検査しますねー。ゆっくり息はいてー。」とか言いながら診察スタート。

「はい、終わりましたよー。特に問題ありませんね。」

やっとトイレに行けるー。と思いきや

「はい、じゃぁ次消毒しますねー。」

とまさかのネクストステップへ。

心の準備とトイレの準備が整わないまま、本番突入の模様。

仕方なく受け入れる覚悟。

膣内を消毒され、そのままカテーテルを挿入。ちなみにここまでは大して痛くありませんでした。

難関はここから。

カテーテル挿入後、風船を膨らませるわけです。

子宮の中で風船が膨らんでいく感じが自分でもわかって、子宮が圧迫されていく感じ。
痛みは生理痛のややひどい時くらい。鋭い痛みというより、ズーーンとした鈍痛。がまんできないわけではないが、違和感はありあり。
時間としては、カテーテル入れてから風船終了まで30秒くらいですかね?
とにかく深呼吸しながら宙を眺め、下半身の力を抜くことに全力投球。

ようやく膨らませ終わり、カテーテルが抜けないように固定できたら、なんと管が入った状態のままレントゲン室に移動です。

実はこれが若干辛かった。

子宮に風船入れて、管が垂れたままがに股で靴はいて荷物持って移動。

余談ですが、私スリッパみたいな脱ぎ履きしやすい靴で行きましたが、マジ良かった。
スニーカーとかだとキツかった思います。

さて、歩いて30歩くらい先にあるレントゲン室に移動したら、今度はレントゲン台の前に立たされます。
え?立ったまま撮影?とか思ってたら、そんなワケはない。
「はい、このまま台が倒れて行きますから、横の手摺握ってください。」
とか言われて、みるみる台が縦から横になりまして、私も立った状態から寝転がった状態になったわけです。

横になったら、スカートめくってください言われてスカートめくり、シーツ敷くから腰浮かしてください言われて腰浮かし、膝を肩幅に開いて立ててください言われて、肩幅に開いて立て、手を胸の前で組んでください言われて胸の前で組み、いよいよかと思ったら、いよいよでした。

最後に「痛くなったり目眩がしたら手をあげてくださいね」と言わて、手をあげる練習とかしたら、そのまま割と間髪要れずに造影剤注入開始。

私は平井堅のように瞳を閉じてひたすら深呼吸。
気を紛らわすために深呼吸の数を数えていたら、10深呼吸くらいで造影剤の注入&撮影が終了しましたよ。

造影剤注入時の痛みは、引き続き生理痛のような痛み。若干卵管を通るのがわかる感じで途中チリチリしました。チリチリって何?って感じですけど、なんかチリチリしました。

つづく。