32歳で結婚する:その2
29歳の時。3人の独身ガール達から立て続けに結婚報告を聞く事になった私。
ものすご~く、もんのすごお~く焦りました。
3人の結婚は心から「良かった~」と思えたのですが、その喜ばしい気持ち以上に焦りが押し寄せてきました。
もしかしたら「彼氏とうまくいってない状態」というものは、「彼氏がいない状態」よりも結婚を焦るのかもしれない。
当時の私はゼクシィのCMが流れたらチャンネル変えてました。マジで。
さて、2年前熱心に告白してきた彼氏との関係はというと、最悪でした。
今考えると「ただ合わなかった」「方向性の違い」的なもんで、どっちが悪いわけでもなかったんだと思います。
でも、当時の私からしたら辛い期間でした。さっさと別れりゃ嫌いにならずにすんだのに、なかなか別れられなかったせいでAさんのことが嫌いになっちまいました。
最初から振り返ってみます。
付き合って最初の頃は良かったんですよ。
私は大して好きでもなかった相手だけど、熱心に好き好き言ってくるし、いい子だし。「あぁ、女は大事に想われてなんぼよね~」的な。
ところが、よくある話で。。
そのうち立場っちゅーか、関係が逆転し始めたんですよね。最初はAが私を追いかけてたはずなのに、気がつけば私がAを追いかける関係になっちゃってたんですね。
それでも上手くいくカップルもあるんでしょうが、Aと私はそうではなかった。
なかなかメールの返事をくれない。(当時ラインとかない)
電話に出ない。
遊びの約束すっぽかされる。
遊びに行っても話が続かない。
そんな事が頻発しまして。さっさと別れりゃ良いのに好きだから別れられない。無理して付き合うから歪みが大きくなる。でも別れられない。という良くないスパイラル。
そんなある日、Aから別れ話を切り出されました。電話で。
「嫌だ」と別れ話のお断りをしたものの、Aの気持ちは固い様子。理由を聞いてもよく分からない。「ハチコが悪いわけじゃない。俺の問題だ。」と。納得いかずごねまくった私。
結局その日は「保留 」ということになり、なんとか別れるのは食い止めたのでありました。
そして後日。改めてデートの約束をとりつけ会ったものの、当然別れ話に。まぁ覚悟は出来てましたんでね、結局別れる事になりました。
これが28歳の時。
これで終わっていれば良かったのに、終わらなかったからゼクシィのCM見てチャンネル変えるはめになったんですよね。。
つづく。